第９５回秋田県メーデー

連帯の力で平和と人権を守り　誰もが安心して暮らせる新たなステージへ！
被災地の復旧・復興に向けて　みんなで支え合い・助け合おう！

　第９５回秋田県メーデーは、４月２７日（土）に県内９ヵ所で開催し〝連帯の力で平和と人権を守り誰もが安心して暮らせる新たなステージへ！被災地の復旧・復興に向けてみんなで支え合い・助け合おう！〟をスローガンに掲げ、全県で約２,６６０名が集い、労働者の祭典を祝いました。

【第９５回秋田県中央メーデー】　オープニングアトラクション

　にぎわい広場・なかいち広場（エリアなかいち）で開催した「第９５回秋田県中央メーデー」は、来賓や各級議員、構成組織の組合員と家族、一般市民など、およそ１，３００名が参加した。

　アトラクションとして、例年多くの皆さまから好評をいただいている超神ネイガーショーを開催し、子供たちと触れ合うなど、親子連れを中心に多くの方々に観賞いただきました。

　なかいち広場では、連合秋田の構成組織を中心とした出店や東日本大震災や能登半島地震の復興物品販売、福祉施設作業所製品の販売を行い、大盛況でした。

【第９４回秋田県中央メーデー】　式典

　式典は、連合秋田女性委員会・山本副委員長（ＪＰ労組）の司会で開会。実行委員会を代表し、冒頭のあいさつで連合秋田・才村会長は、２０２４春季生活闘争の現在の妥結状況について触れ、「昨年を上回る高い水準が続いており、地場中小が奮闘している。この賃上げの流れを継続し、全体に波及させていかなくてはならない。労働組合のある・なしによって今年も大きな差があり、特に中小ではそれが顕著である。価格転嫁の推進による賃上げと合わせて、組織拡大についても最大限の取り組みをお願いしたい。」を述べた。また、中央における政治とカネの問題の動向について触れ、「勤労者生活者の立場で政権を担い得る政治勢力の結集に向け、全力で闘いを進めよう。」と述べました。最後に、「連合運動に対する引き続きのご理解とご協力をお願いしたい。」と締めくくりました。

　来賓を代表して、佐竹秋田県知事、穂積秋田市長、辻󠄀秋田県商工会議所連合会会長からご祝辞をいただきました。また、来賓として秋田労働局や労働福祉事業団体、各政党の代表、連合秋田推薦議員、退職者連合、連合秋田顧問社会保険労務士の方々にご出席いただきました。続いて、「私たちの連帯の力で、平和と人権が尊重され、誰もが安心して暮らすことのできる社会を、そして一日も早い被災地の復旧・復興を実現しよう。」とするメーデー宣言を採択し、最後に、藤井会長代行の閉会のあいさつ、連合秋田中央地域協議会・水木議長の団結ガンバロー三唱で式典を終了しました。

【第９５回秋田県中央メーデー】　パレード

　式典終了後、組合員とその家族とともに、組合旗を掲げて会場から東コース・西コースの二手に分かれ、中央街区を「賃金の引上げ」「人への投資」「働く者の処遇改善」「適正な価格転嫁」「被災地の復興・再生」「防災・減災対策の推進」「核兵器の廃絶と恒久平和の実現」「ジェンダー平等」等を訴えながらパレードを行い、市民にアピールしました。

　今回の第９５回秋田県中央メーデーも無事に終了することができました。運営に協力いただきました企業・団体、構成組織、ご来賓各位ならびに参加された組合員、市民のみなさんに心から感謝申し上げます。また、各地区で実施しました「連合・愛のカンパ」では、全県で総額２７６,３３４円のご協力をいただき、連合本部に送金しました。皆さまの温かいご支援・ご協力に重ねて感謝申し上げます。