第９０回秋田県メーデー

格差をなくし、平和を守る！笑顔あふれる未来をつくろう
すべての仲間の連帯で！

第９０回秋田県メーデーは、４月２７日（土）を中心に県内１０ヵ所で開催し〝格差をなくし、平和を守る！笑顔あふれる未来をつくろうすべての仲間の連帯で！第９０回秋田県メーデー〟をスローガンに掲げ、全県で約３，０００人が集い、労働者の祭典を祝いました。

第９０回秋田県中央メーデー　オープニングアトラクション

エリアなかいちで開催した「第９０回秋田県中央メーデー」は、来賓や各級議員、構成組織の組合員と家族、一般市民など、およそ１，２００名が参加しました。当日は悪天候のため、イベントおよび式典を屋内で開催しました。
オープニングアトラクションとして、なかいち広場にてなまはげ太鼓「恩荷」のパフォーマンスで幕を開けました。なまはげ太鼓「恩荷」は、男鹿市在住の有志で設立した和太鼓団体で、男鹿温泉郷をホームグラウンドに精力的に活動をしており、発足以来継続している男鹿温泉郷でのライブでは１シーズンの来場者数が４万人を超えるなど、秋田を代表するアトラクションとして好評を得ています。当日も迫力のある力強いパフォーマンスで盛り上げていただきました。

続いて、にぎわい交流館３階多目的ホールでは、例年多くの皆さまから好評をいただいている超神ネイガーショーを開催し、ショーの中で子供たちとの触れ合いや、ショー終了後には握手会・写真撮影などを行い、多くの親子連れが来場し、賑わいを見せました。

にぎわい交流館２階展示ホールでは、連合秋田の構成組織を中心とした出店や東日本大震災の復興物品販売、福祉施設作業所製品の販売、大道芸人マッキーによるマジックバルーンや似顔絵師「とらまる」によるスピード似顔絵のプレゼントが人気を博しました。また、全労済による防災をテーマにした防災・減災ブースの出展や労金によるチラシ配り、「クラシノソコアゲ応援団！ＲＥＮＧＯキャンペーン」第４弾の取り組みとしての街頭アンケート、核兵器廃絶１０００万署名を会場内外で行いました。

第９０回秋田県中央メーデー式典

式典は、連合秋田女性委員会・山口副委員長（情報労連）の司会で開会しました。

実行委員会を代表し、冒頭のあいさつで連合秋田・黒﨑会長は、第９０回目の節目のメーデーおよび災害を風化させない取り組みに触れた後、政治課題に触れ、「４月に施行された第１９回統一地方選挙について、秋田県議会議員選挙では、無投票選挙区で当選の４名に加え、厳しい選挙区での闘いで勝利を収めた７名の連合推薦候補者１１名が全員当選を果たしたが、その後行われた大館市・秋田市議会議員選挙においては推薦候補者全員の当選には至らなかった。両選挙において奮闘された全ての連合推薦候補者に心から敬意を表するとともに、推薦候補者の必勝に向けてボランティア活動や様々な取り組みを行っていただいた構成組織・単組の役員・組合員とそのご家族の皆さまに心から感謝を申し上げる。」と述べました。
次に７月に予定されている第２５回参議院議員選挙について、「統一地方選挙における投票率の低さは全国的なものであり、国民の政治離れが進んでいる深刻な状況である。それを取り戻すためには、与野党が互いに政策で切磋琢磨する政治体制、国民の負託を受けるに相応しい政治体制をつくりあげていかなければならない。連合秋田は次期参議院選挙を、一強政治・長期政権からの転換を実現させるための野党再生の一つの試金石であり、次期総選挙に向けた重要な足固めの場と認識している。今後、全力で推薦候補予定者の浸透と支援拡大に向け、比例代表選挙の組織内推薦候補者の取り組みとセットで活動を展開するとともに、『政治は無関心でいられても無関係ではいられない』ことを再度訴えながら、政治啓発活動を強化して参りたい。今後の取り組みへのご協力をお願いしたい。」と挨拶しました。
続いて２０１９春季生活闘争の状況、『働き方改革』に対する取り組みの状況を述べ、最後に、「新たな時代に対応し、連合が進める『働くことを軸とする安心社会』の実現に向けた運動を次の世代にしっかりと継承するためにすべての働く仲間の声にしっかり耳を傾けながら、一体感ある運動を推進し、組織力・政策力・発信力の強化に取り組んで参るとともに、皆さまのご理解とご協力を重ねてお願い申し上げる。第９０回秋田県中央メーデー万歳！」と締めくくりました。

来賓を代表して、佐竹秋田県知事、穂積秋田市長、三浦秋田県商工会議所連合会会長からご祝辞、連合秋田議員懇談会を代表して鳥井事務局長からご挨拶をいただきました。また、来賓として秋田労働局や労働福祉事業団体、各政党の代表、各級議員、高退連など多くの方々にご出席いただきました。

次に、第２５回参議院議員選挙（秋田選挙区）候補予定者決意表明として、連合秋田として推薦を決定している寺田候補予定者より決意表明を含めたご挨拶をいただきました。

続いて、「すべての仲間、すべての人が平和・人権を守り、笑顔あふれる未来に向けて全力を挙げて取り組んでいこう。」とするメーデー宣言を採択し、最後に曽我会長代行の閉会のあいさつ、連合秋田中央地域協議会・水木議長の団結ガンバロー三唱で式典を終了しました。

式典終了後予定されていたパレードは悪天候のため中止としましたが、今年も盛況のうちに第９０回秋田県メーデーを終了することができ、運営に協力いただきました企業・団体、構成組織・単組、ご来賓各位ならびに参加された組合員、市民の皆さまに心から感謝申し上げます。
また、各地区で実施しました「連合・愛のカンパ」では、全県で総額１７５,８１１円のご協力をいただき、連合本部に送金いたしました。皆さまの温かいご支援・ご協力に重ねて感謝申し上げます。