【推進分野-1】

推進分野-1

社会連帯を通じた平和、人権、社会貢献への取り組みと次世代への継承

  志を同じくする仲間の思いと力を、幅広く県民的課題や地域の課題に対して発揮していくとともに、戦争や大規模災害などの実相を風化させず継承していく。また、社会貢献活動への参加体験を通じ仲間の思いを結集し、運動の力を高めていく。

1.支え合い助け合い運動の推進

(1)「ゆにふぁん運動」の浸透・拡充・発信をはかり、社会貢献活動への参加・参画の輪を広げ、組合員、市民、地域、NPO・NGOなど諸団体とのつながりを深めるとともに、社会課題解決に導く運動の結節点としての取り組みを進める。

(2)「連合・愛のカンパ」について支援内容の充実と支援団体のフォローアップ活動のため構成組織・地方連合会との連携強化に取り組むともに、「ゆにふぁん」と有機的連携をはかる。

(3)カンパ金の新たな集約方法について検討を行う。

2.平和運動の推進

(1)戦争の実相を将来に継承する取り組みを進めるととに、平和4行動においては現地参加とオンライン参加の各々の特徴を活かしつつ、体験者の拡大と参画意識の醸成に取り組む。

(2)連合平和4行動の政策課題である、①在日米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本的見直し、②核兵器廃絶と被爆者支援、③北方領土返還と日ロ平和条約の締結、の着実な前進に向けて関係団体と連携した取り組みを強化する。

3.多様化する人権に関わる課題への対応

(1)多様化する今日的な人権に関わる諸課題について、連合本部との連携した運動の展開を通じ、問題意識の喚起や法整備などの対応をはかる。

(2)人権侵害救済法(仮称)の制定、就職差別撤廃、北朝鮮による日本人拉致問題などの継続課題について、関係団体と連携した取り組みを推進する。

4.自然災害への取り組み強化と事業継続計画(BCP)の策定

(1)自然災害からの復興・再生に向けた取り組みを継続する。

(2)環境変化に応じたボランティア活動など支援のあり方について検討を進めるとともに、防災・減災対策、災害時要援護者対策の強化・充実に取り組む。

(3)連合秋田・事業継続計画(BCP)策定・更新と運用サイクル(教育・訓練など)の実践、連合本部とのさらなる連携を行い、必要に応じて構成組織とのノウハウの共有をはかる。