女性のための全国一斉集中労働相談ダイヤル・街宣行動 ~職場で悩むあなたを応援(サポート)します!~

連合は、日常的にフリーダイヤルによる「なんでも労働相談」を行っていますが、年3回(2・6・12月)は統一テーマを掲げて全国一斉集中労働相談ホットラインとして実施しています。この全国一斉集中労働相談ホットラインは、その時々の課題をテーマに掲げ、全国47地方連合会が一斉に労働相談を実施することで、より多くの人たちから相談を受けるとともに現状や課題を社会へ発信することを目的としています。

写真:「女性のための全国一斉集中労働相談ダイヤル~職場で悩むあなたを応援(サポート)します!~」で電話相談を受ける職員01
写真:「女性のための全国一斉集中労働相談ダイヤル~職場で悩むあなたを応援(サポート)します!~」で電話相談を受ける職員02

また、連合は2004年より男女雇用機会均等法の公布月である6月を「男女平等月間」と定め、2013年以降「男女平等」をテーマに全国一斉集中労働相談を実施してきました。その連合「男女平等月間」、国(内閣府)「男女共同参画週間(6月23日~29日)」と「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」と連動した取り組みとして、6月15日(金)~16日(土)に「女性のための全国一斉集中労働相談ダイヤル~職場で悩むあなたを応援(サポート)します!~」を展開しました。

近年、働く女性を取り巻く環境は変化しており、2016年4月に女性活躍推進法、2017年1月には改正育児・介護休業法が施行されるなど、働く女性に関わる法制度の整備が進んでいます。その一方で、職場内におけるセクハラ・パワハラ・マタハラなど「差別等」に関する女性からの相談は増加傾向にあります。また、女性相談者の約6割が非正規雇用労働者(パート、アルバイト、派遣社員、契約社員等)であり、2018年4月1日からスタートした「無期転換ルール」に関連した雇止めなど非正規労働者の雇用問題も増えています。

連合秋田は、6月11日(月)・13日(水)・14日(木)の3日間、世論喚起・労働相談の周知を目的に、各地域協議会・地区連絡会の主導で街宣行動を実施しました。街頭からは、連合秋田・黒﨑会長をはじめ、地域協議会・地区連絡会の役員や、趣旨に賛同した連合秋田議員懇談会会員の方々が訴えを行いました。

11日(月)は、秋田市を皮切りに、大仙市、横手市、湯沢市、由利本荘市と県南地区を中心に展開し、また、13日(水)は中央地協のチラシ配布に合わせ、秋田市駅前で街宣行動を展開しました。

14日(木)は男鹿市、能代市、大館市、鹿角市と県北地区での街宣行動を展開しました。

写真:街頭で街宣行動を展開する人々09

全県各地での街宣行動やマスコミの取材を通じた広報・周知を行い、期間中は連合秋田に18件の相談が寄せられました。連合は引き続き、非正規雇用や男女平等、その他の問題等に対処するため、すべての働く人たちのために、雇用と暮らしを守る取り組みを主体的に進めていきます。

チラシ「女性のための全国一斉集中労働相談ダイヤル」表紙
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