連合第16回定期大会

10月10日(木)~11日(木)にかけて、連合第16回定期大会が新宿文化センターで開催されました。

連合第16回定期大会

冒頭挨拶で神津会長は、労働運動のこれまでの歴史と連合結成30周年に触れ、「連合は、結成から30周年を迎える。多くの困難と課題を乗り越え、1989年11月21日の結成大会で『力と政策』をもって新しい運動の道を切り拓くという決意のもと、働く者・生活者の立場に立った政策実現を軸に広範な運動に取り組んできた。現在、働くうえで困難が多様化している中で、誰一人取り残されることのない『包摂』を理念に、『真の多様性』と『フェアワーク』の実現に向けて、連合が先頭に立って取り組んでいかなければならない。また、30周年の節目にあたり策定した『連合ビジョン』は、こうした問題意識も踏まえて、働く者・生活者の立場からめざすべき社会像を社会に提起し、その実現に向けて運動を再構築していくためのものである。」と述べ、最後に、「私たち連合は、これまで真ん中の真っすぐな道を一歩一歩進んできた。極端な左右には道を外すことなく、ぶれずに真っすぐと歩んできたこの道である。混迷する日本において、広い大きな一本の道を真っすぐに歩んできたということは、限りなく大きい意味を持つものである。私たちを取り巻く環境はこれからも大きく変化していくと想定されるが、今大会スローガンの『私たちが未来を変える~安心社会に向けて~』を心の中に留め、果敢に挑戦していこう。」と力強く挨拶しました。

新たに確認された『2020~2021年度運動方針』では、2035年の社会を展望して策定された『連合ビジョン「働くことを軸とする安心社会-まもる・つなぐ・創り出す」』の実現に向けた運動をベースに、3つの重点分野と4つの推進分野、運動分野を支える基盤強化の考え方のもと、運動を展開していくことが提起されました。

最後に大会宣言を採択した後、『私たちが未来を変える~安心社会に向けて~』をスローガンに、神津会長のガンバロー三唱で大会を締めくくりました。

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