連合秋田第44回地方委員会

10月25日(木)、(財)秋田県労働会館(フォーラムアキタ)において約110名が出席し、連合秋田第44回地方委員会を開催した。「次の飛躍へ 確かな一歩を」をスローガンに、中間年度における前半年度の総括と運動方針の補強を確認しました。

司会の才村副会長(情報労連)のあいさつで開会し、地方委員会議長団に佐々木代議員(JAM)、今野代議員(日教組)を選出し、議事に入りました。

写真:地方委員会議長団の佐々木代議員(JAM)、今野代議員(日教組)

執行部を代表し黒﨑会長の挨拶では、日本各地に相次いで甚大な被害をもたらした地震や豪雨災害の発生により被災した方々へのお見舞いを述べるとともに、この間の連合の取り組みと8月に行った西日本豪雨災害に対する救援カンパ行動への感謝を述べました。また、「働く者、生活者の立場に立った政策の実現」、「すべての働く者のための取り組み」の一つとして2018春季生活闘争の総括と地域別最低賃金の取り組みに触れ、「今年度の各地方の地域別最低賃金審議会での審議の結果、23県で目安を上回る引き上げがされ、とりわけDランクは16県すべてがプラス1円~2円の引き上げとなった。これらの取り組みについて、秋田労働局長が機関誌の投稿の記事で『Dランクは各県とも軒並み目安額に上積みし、上位ランクとのかい離を少しでも縮小し、地域経済活性化のための動きをみせたところにある。この流れを作ったのは、8月2日に答申を出した秋田が大きな流れを作ったのではないか』という記載があり、関係者各位に対する感謝が述べられていた。今後も引き続き、『すべての労働者の賃金底上げと、地域間格差の是正』に向けて粘り強く取り組みを推進していこう。」と述べました。次に『働き方改革』、『組織拡大』の取り組み、来年施行される『第19回統一地方選挙』、『第25回参議院議員選挙』における当面の考え方について触れた後、「労働組合、そして連合は、職場や社会の不条理に立ち向かい、すべての働く者のための運動を推進する者の集団である。取り巻く環境は決して容易ではないが、30年を迎えるにあたり私たちはその使命と役割を改めて認識し、『次の飛躍へ 確かな一歩を』踏みだすための一年とするべく、ともに行動をしていこう。」と力強く締めくくりました。

写真:黒﨑会長

来賓として、国民民主党秋田県連、社民党秋田県連合、立憲民主党秋田県連合、東北労金秋田県本部、全労済秋田推進本部の代表からそれぞれご挨拶をいただきました。

写真:連合秋田第44回地方委員会の様子

活動報告・財政報告に続き、議事では「新加盟単組の承認」「2019年度運動方針補強」「第19回統一地方選挙の基本方針」「第25回参議院選挙の基本方針」「2018年度決算剰余金の処分」「2019年度予算」「役員の交代」「退任役員表彰」の全ての議事が満場一致で承認されました。

最後に、アピールを採択した後、黒﨑会長のガンバロー三唱で大会を締めくくりました。

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