10月4日(水)~5日(木)にかけて、連合第15回定期大会が東京国際フォーラムで開催しました。

冒頭挨拶で神津会長は、衆議院の解散総選挙に触れ、「野党による臨時国会の開会要求を無視し続けた挙げ句の冒頭解散である。率直に言って『大義なき、究極の自己都合解散』と断じざるを得ない。」と述べ、「これまでともに闘ってきた仲間であり、私たちの政策・理念を共有する連合推薦候補者、地道な取り組みを重ねる同志の勝利に向け、全力を挙げることを確認したい。」と力の結集を呼びかけました。
また、この2年間の運動について振り返り、春季生活闘争および雇用労働法制に関わる取り組み、組織拡大の成果と課題などについて述べ、最後に、「私たち連合は、広い大きな一本の道を真っすぐに進む運動体として、しっかりと足を踏ん張らなければならない。また、私たち連合がもっと力をつけて、世の中への発信力を高めていかなければならない。地道な取り組みの積み重ねと、そのもとでの政策実現がなければ実現はしない。一人ひとりの取り組みにおいて、前向きの危機感を奮い立たせて、明日につなげていこう。」と強調し、力強く挨拶しました。
新たに確認された「2018~2019年度運動方針」では、今後2年の運動の基軸として、「『組織強化』を進め、3年後の『1000万連合』実現に全組織が結集し、社会連帯を高めて、次代の運動への橋渡しとなる2年とする」ことや「働くことを軸とする安心社会に向けた政策・制度実現の取り組み」、「労働条件の底上げ・社会的横断化の促進とディーセント・ワークの実現」、「政策実現に向けた政治活動の強化」などに積極的に取り組むことを掲げています。
最後に大会宣言を採択した後、「次の飛躍へ 確かな一歩を」をスローガンに、神津会長のガンバロー三唱で大会を締めくくりました。