連合2017平和行動in根室

連合が取り組む4つの平和行動の締めくくりとなる「2017平和行動in根室」が、9月9日(土)~10日(日)に開催され、連合秋田からは構成組織、地協・地連より事務局を含め10名が参加しました。

写真:「2017平和行動in根室」の参加者01

1日目は、北海道立北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)で「北方四島学習会」を開催しました。2部構成での学習会は、第1部に北方四島における実話をもとに旧ソ連軍の進駐によって引き起こされる島民たちの過酷な運命を描いた、長編アニメーション映画「ジョバンニの島」の上映。第2部では、第1~第4セミナーに分かれ、「日ロ共同経済活動の展望について」としたパネルディスカッションや有識者・報道等による返還運動関係者からのセミナーが行われ、元島民や元島民二世の方の切実な訴えや、北方四島の現状やこの間の日ロ交渉の経過、環境問題等、北方領土に関する様々な分野にわたり理解を深めました。

写真:2017平和ノサップ集会の様子

2日日は、納沙布岬・望郷の岬公園で「2017平和ノサップ集会」を開催しました。風雨という悪天候の中での開催となったが、連合構成組織と全国の地方連合会から約1,100人が集結しました。主催者として連合本部・神津会長、地元から連合北海道・出村会長が挨拶を行い、北方領土に関するこの間の歴史や連合の返還運動の経過について述べられました。また、元島民の訴えや連合島根松江隠岐地協隠岐地区会議・原事務局長から竹島問題に関わる特別報告、連合長崎からの平和メッセージ、連合北海道から連合沖縄へのピースリレーが行われました。

写真:「2017平和行動in根室」の参加者02

最後に集会アピールが採択され、「2017平和ノサップ集会」を通じて得られたものを地域や職場、そして自分たちを育ててくれた大切な故郷に持ち帰り、共有化をはかって行くとともに、今後とも北方四島の早期返還と日ロ平和条約の締結による真の友好関係の構築に向け、粘り強く返還運動に取り組んでいくことを確認し、集会を閉会しました。

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