連合秋田2017春季生活闘争討論集会

1月20日(金)フォーラムアキタにおいて、約90名の組合員が参加し、2017春季生活闘争討論集会を開催しました。

写真:黒﨑会長

主催者を代表し、連合秋田・黒﨑会長は「2017春季生活闘争がスタートした。現在の日本の経済状況は、人口減少・少子高齢化に伴う労働人口の減少・人手不足が喫緊の課題となっている。今年も官製春闘の取り組みの報道がされているが、我々は各構成組織・単組で労使がそれぞれの企業の状況を踏まえ、真摯ある交渉を重ねながら取り組みを進めていかなければならない。また、現在、国会において働き方改革の議論がされているが、各労使間においても働く職場環境をより良いものにするため、賃上げに加えてワークルール等の検証を含めた交渉をしていく必要がある。『働くことを軸とする安心社会』の実現のためにはすべての働く者の賃金の『底上げ・底支え』『格差是正』の実現は不可欠である。そのために、各構成組織としっかりと連携を図りながら、真摯な取り組みを行っていきたい。」と挨拶しました。

写真:連合秋田労働局長・秋葉副会長(UAゼンセン)

続いて、挨拶に立った連合秋田労働局長・秋葉副会長(UAゼンセン)からは「現在、秋田県の賃金水準が低い現状にあり、秋田県の労働人口の流出に歯止めがかかっていない。秋田県の経済状況および賃金水準の上昇は秋田県内の労使共通の課題で、賃上げに向けて果敢にチャレンジしていかなければならない。本日は各構成組織・単組から代表者および担当者の方の出席をいただいており、各企業の状況・課題等を踏まえた多数のご意見をいただきながら方針案に反映していきたい。」と述べました。

写真:藤井事務局長

引き続き、連合秋田・藤井事務局長より2017春季生活闘争方針(素案)について、連合秋田として『底上げ・底支え』『格差是正』をめざし、地場中小を含めた賃金底上げ目安や、すべての組合が取り組むべき5つの重点課題、男女平等やワーク・ライフ・バランス社会の実現、ワークルールの取り組み、闘争の進め方など方針の提案を行いました。

写真:連合本部・安永副事務局長

講演として、連合本部・安永副事務局長を講師に招き、2017春季生活闘争方針について、取り巻く社会情勢から春季生活闘争の意義、2017春季生活闘争方針の背景や特徴、具体的な要求内容や賃上げ水準の考え方など説明をいただき、「今春季生活闘争では、『デフレからの脱却』と『経済の好循環実現』のために『底上げ・底支え』『格差是正』の実現が不可欠で、そのために月例賃金の改善にこだわった取り組みを継続していかなければならない。」と講演をいただきました。

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