連合は、8月5日(火)~6日(水)にかけ、「戦後・被爆80年語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で核兵器廃絶と恒久平和を実現しよう」をテーマとした「2025平和行動in広島」を開催し、連合秋田からは中央地協・工藤事務局長が参加しました。

5日(火)は、連合広島が主体となって実施している「ピース・ウォーク」に参加し、連合広島青年・女性委員会のピースガイドの説明を受けながら、広島平和記念公園内にある慰霊碑や記念碑などの各モニュメントを見学しました。
上野学園ホールへ移動し、「連合2025平和ヒロシマ集会」に参加しました。集会は全国の構成組織・地方連合会から1,711名が参加。冒頭、参加者全員での黙祷、主催者を代表して連合・芳野会長、連合広島・大野会長、来賓として広島県・広島市・ITUC(国際労働組合総連合)から挨拶が述べられました。続いて、被爆体験証言として、広島県原爆被害者団体協議会の切明氏より、「広島の街を歩く時、地面の下に眠る人々のことを思い、『踏んづけてごめんね』と心で詫びてほしい。そのことが亡くなった人々を心の中に生き返らせることになる」と語るとともに、二度と悲劇を繰り返さぬよう、皆で力を合わせ平和を守ってほしいと強く訴えていただきました。続いて「若者からのメッセージ」として、第27代・第28代高校生平和大使の活動報告や決意表明、連合広島から連合長崎へのピースフラッグリレー、連合広島の女性委員会による「平和アピール(案)」が読み上げられ、満場一致の拍手で採択され閉会しました。
集会終了後、平和記念公園・原爆ドーム前に移動し、原爆投下により亡くなられた方の冥福を祈り、献水を行いました。

6日(水)は、広島市主催の「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」に参加し、多くの参列者と一緒に原爆が投下された8時15分に、原爆によって亡くなられた方々のご冥福と、核兵器廃絶ならびに恒久平和を願って黙祷を行いました。