連合秋田2025春季生活闘争キックオフ集会

1月23日(木)、フォーラムアキタにおいて、組合員約150名が参加し、「連合秋田2025春季生活闘争キックオフ集会」を開催しました。

主催者を代表して連合秋田・小川会長から、2024春季生活闘争の結果に触れたのちに、「残念ながら生活向上を実感している人は少数にとどまっている。多くの人が生活向上を実感し、将来への希望と安心感を持つことができてこそ、賃金・経済・物価を安定した巡航軌道に乗せることができる。30年にわたり凍りついてきた日本経済のもとで形成されてきた社会的規範(ノルム)を変えるのは、今しかない。そのために、みんなで『賃上げを!』と声をあげよう。」と強く訴えました。加えて、「ともに声を上げるための仲間づくり・組合づくりも重要。春季生活闘争は、労使交渉の機会が保障されている労働組合の強みをアピールする絶好の機会。」と述べました。また、前日22日に行われた連合・芳野会長と経団連・十倉会長による労使トップ会談について触れ、「生活向上には、適切な価格転嫁・適正取引の促進、そしてこれらに対する消費者の理解が欠かせない。労使がともに賃上げの流れを止めないという考えで一致しており、大きなチャンスを迎えている。大きな歴史の転換点に立ち、未来を創るのは私たち自身であるという強い気持ちを持って頑張っていこう。」「当面の各級選挙への対応方針を確立した。春季生活闘争ならびに政治闘争ともに、連合秋田にとって正念場。皆様の力を最大限、連合秋田に結集していただきたい。」と力強くあいさつしました。

主催者挨拶:連合秋田・才村会長

講演として、連合本部より総合政策推進局・新沼局長を講師に招き、春季生活闘争の意義と目的、2025春季生活闘争方針の基本スタンスや賃上げ要求の根拠、具体的な要求内容や賃上げに向けた環境整備への取り組みなど、WEB中継より説明をいただきました。

WEB講演:連合本部総合政策推進局・新沼局長

続いて、連合秋田・佐藤副事務局長より、「連合秋田2025春季生活闘争方針」について、「すべての働く者・県民の生活改善の向上をはかるため、労働組合が前に出て、社会・経済の構造的な課題解決をはかる「けん引役」を果たす闘争に向け、全力で取り組む。」としたうえで。中小を含めた具体的な賃金引き上げ目安に加え、パート・契約・派遣等で働く仲間の労働条件改善目安を示しました。具体的な取り組みとして、継続的な賃上げの全国的な機運醸成などに向けた連合アクションの展開や、すべての働く者の雇用の確保と賃金の「底上げ」「底支え」「格差是正」の実現に向けた県・労働局・経済団体への「春闘要請」の実施、確実な情報共有と闘争体制の確立するための「春季生活闘争共闘会議」の立ち上げ、「笑顔と元気のプラットフォーム」の取り組みを通じた「地域フォーラム」開催の模索、「連合秋田組織拡大プラン2030」「毎月05日は連合の日」と連動した組織拡大の推進等を提案し、参加者全員で確認されました。

連合秋田2025春季生活闘争方針提案:連合秋田・佐藤副事務局長

次に、労福事業団体からの連帯のメッセージとして、東北労働金庫秋田県本部ならびにこくみん共済coop秋田推進本部より各団体の取り組み紹介と併せ、2025春季生活闘争をともに闘うための連帯のメッセージをいただき、連合秋田・澤田会長代行による団結ガンバローで集会を締めくくりました。

連帯メッセージ:東北労働金庫秋田県本部・才村本部長
連帯メッセージ:こくみん共済coop秋田推進本部・羽澤本部長
団結ガンバロー:連合秋田・澤田会長代行(中央)
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