連合秋田・連合秋田中央地協2025年新春賀詞交換会

 1月7日(火)、連合秋田・連合秋田中央地協共催による新春賀詞交換会を、ホテルメトロポリタン秋田にて開催しました。連合秋田・連合秋田中央地協役員に加え、秋田県、秋田市、秋田労働局など各行政機関の代表者や、経済団体、政党関係、連合秋田推薦議員、友好団体の代表者、OB、労働福祉団体等、各界より約400名にご参加いいただきました。

 冒頭、主催者を代表して連合秋田・小川会長は、地震や近年多発する大雨など、自然災害への備えをお願いした後、「今年は戦後80年を迎える。直接戦争を経験した方が少なくなってきており、極めて悲惨な戦争の実相を伝える役割は次世代に委ねられている。残念ながら、ウクライナや中東など世界のいたるところで紛争や対立が絶えないのが現状。絶対悪である戦争を二度とさせない、起こさせない、そして起きている世界中の戦争をやめさせることに結び付く行動をしていく必要がある」と述べました。次に、春季生活闘争について、「ここ数年の賃上げによって、賃金も物価も上がらないという固定観念からようやく解き放たれつつある。『物価もあがるけど、それ以上に賃金も上がる』。賃金上昇は、春季生活闘争によって実現していく、そういったステージを定着させていく、そのためにも皆さまのお力添えをお願いしたい。」と述べました。続けて、ジェンダー平等について、「今年は男女雇用機会均等法が誕生して40年。残念ながら、組合員比率に応じた機関会議への女性の参加等については目標未達の状況。女性が活躍できる連合組織を確立するため、組合トップリーダー自らがメッセージを発信するとともに組合の活動自体にも様々な工夫が必要。世界で実現している男女割合50対50の実現に向けて、危機感を持って取り組みを進めていこう。」と述べました。結びに、政治課題について、「昨年10月の衆議院選挙では与党の過半数割れという結果となり、臨時国会では野党提案による国民本位の政策議論が繰り広げられた。本年夏の参議院選挙は、自民党一強政治からの脱却、さらには政権交代にむけた極めて重要なポイント。また、4月の知事選について、告示まで2ヵ月となる中で構図がおおむね固まっている状況であることから、構成組織の議論経過や関係団体の動向を踏まえ早期に方針を明確化していく。」「春季生活闘争・政治闘争ともに連合秋田にとって正念場になる闘い。皆様の力を最大限結集いただきたい。」と力強く挨拶しました。

連合秋田・小川会長の挨拶

  続いて来賓を代表し、佐竹秋田県知事、穂積秋田市長、佐野秋田商工会議所副会頭の3名よりご祝辞をいただいた。

ご祝辞:佐竹秋田県知事
ご祝辞:穂積秋田市長
ご祝辞:佐野 秋田商工会議所副会頭

 その後、連合秋田・小川会長、中央地協・田口議長と来賓らによる祝い樽の鏡開き、田口議長の発声による乾杯、参加者による歓談、毎年恒例の各構成組織・労福事業団体よりご協力をいただいたお楽しみ大抽選会で一喜一憂しながら、最後は連合秋田・澤田会長代行による中締めを行い散会となりました。

鏡割りの様子①
鏡割りの様子②
中央地協・水木議長による乾杯
お楽しみ抽選会の様子
連合秋田・澤田会長代行による中締め

 会場内および抽選会時に実施した「連合・愛のカンパ」は、参加者の皆さまより136,281円のご協力をいただき、今後連合本部へ送金いたします。皆さまのご協力に感謝申しあげます。

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