連合2023平和行動in広島

連合は「平和行動in沖縄」に続き、8月5日(土)~6日(日)にかけ、「語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で 核兵器廃絶と恒久平和を実現しよう」をテーマとした「連合2023平和行動in広島」を開催し、連合秋田からは三浦副事務局長が参加しました。

5日(土)は、連合広島が主体となって実施している「被爆路面電車乗車学習会」に参加しました。「歴史の生き証人」という大きな使命を背負い、現在もなお営業用車輛として使用されている原爆の被害を直に受けた路面電車に乗りながら、沿線の被爆建物や遺構を巡り、連合広島青年委員会によるガイドの説明を受けました。

学習会終了後、上野学園ホールへ移動し、「連合2023平和ヒロシマ集会」に参加しました。集会は、コロナ禍前の2019年以来、4年振りに参加人数に制限を設けず、全国の構成組織・地方連合会から1,735名の参加者のもと開催しました。

冒頭、連合広島・大野会長が開会挨拶を行った後、参加者全員での黙祷、主催者を代表して連合・芳野会長、来賓として広島県・広島市・ITUC(国際労働組合総連合)から挨拶が述べられました。続いて、今回の学習会として、「G7サミットと広島」と題し、中国新聞ヒロシマ平和メディアセンターの水川氏より、広島の原爆被害の実相にふれるとともに、核兵器の非人道性と核兵器禁止条約、G7サミットにおいて各国首脳が何を見て何を発信したのかについて、講演をいただきました。

その後の「被爆体験証言」では、広島県原爆被害者団体協議会・箕牧氏から、「被爆者が生きているうちに核兵器を無くしてください。今生きているヒバクシャ114,000人の訴えです。」と涙ぐみながら想いを語られました。「若者からのメッセージ」として、高校生平和大使の活動報告や決意表明、連合広島から連合長崎へのピースフラッグリレー、連合広島の女性委員会による「平和アピール」が読み上げられ、満場一致の拍手で採択され閉会しました。

集会終了後には、平和記念公園・原爆ドーム前に移動し、原爆投下により亡くなられた方の冥福を祈り、献花と献水を行いました。 6日(日)は、広島市主催の「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」に参加し、多くの参列者と一緒に原爆が投下された8時15分に、原爆によって亡くなられた方々のご冥福と、核兵器廃絶ならびに恒久平和を願って黙祷を行いました。

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