連合2022平和行動in広島【連合秋田子ども平和隊】

8月4日(木)~6日(土)にかけ、「将来を担う子どもたちとともに平和の尊さを学ぶとともに、ロシアのウクライナ軍事侵攻に関し核兵器使用に言及する中で核兵器廃絶に向けた取り組みを推進する」ことを目的に、組合員とその家族を合わせ3家族・12名(子ども3名、大人7名、事務局2名)の参加を得て、【連合秋田子ども平和隊】を、3年ぶりに現地・広島に派遣しました。

5日(金)は、連合広島が主体となって実施している「ピース・ウォーク」に参加し、連合広島青年・女性委員会のピースガイドの説明を受けながら、広島平和記念公園内にある慰霊碑や記念碑などの各モニュメントを見学しました。

ピースウォークの様子①
ピースウォークの様子②

ピース・ウォーク終了後は平和記念公園・原爆ドーム前に移動し、原爆投下により亡くなられた方の冥福を祈り、連合秋田からは代表者による献水を行いました。

献水の様子

広島産業会館西展示館へ移動し、「連合2022平和ヒロシマ集会」に参加した。集会の開会に先立ち、連合秋田構成組織および女性委員会よりご協力いただき作成した千羽鶴を、子ども平和隊より献納を行いました。

集会は、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、参加人数の制限や座席間隔を空けることなど感染対策を徹底した中で、全国の構成組織・地方連合会から1,035名が参加しました。

冒頭、連合広島・大野会長が開会挨拶を行った後、参加者全員での黙祷、主催者を代表して連合・芳野会長、来賓として広島県・広島市・ITUC(国際労働組合総連合)から挨拶が述べられました。続いて、今回の学習会として、「核兵器使用の非人道性と核兵器禁止条約」と題し、中国新聞ヒロシマ平和メディアセンターの水川氏より、核兵器不拡散条約(NPT)の現状やロシアのウクライナ軍事侵攻に関する核兵器の危険性に関する講演をいただきました。

連合・芳野会長挨拶

その後の「被爆者からの訴え」では、広島県原爆被害者団体協議会・切明氏から、「広島の悲惨を忘れないでほしい、消えてなかったようにしないでほしい、亡くなった子どもたちを皆さんの心の中で生かし、共に生きていってほしい」と被爆後の状況や平和への想いについて語られました。

「若者からのメッセージ」として、第24代・第25代高校生平和大使の活動報告や決意表明、連合広島から連合長崎へのピースフラッグリレー、連合広島の女性委員会による「平和アピール」が読み上げられ、満場一致の拍手で採択され閉会しました。

6日(土)は、例年参加している広島市主催の「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」について、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、人数制限により現地への参加ができなかったことから、各自WEB配信を視聴し、多くの参列者と一緒に原爆が投下された8時15分に、原爆によって亡くなられた方々のご冥福と、核兵器廃絶ならびに恒久平和を願って黙とうを行いました。

コロナ禍における「平和行動in広島」でしたが、参加いただいた皆さんの協力のもと、事故も無く無事に【子ども平和隊】の全行程を終了することができました。来年は長崎に【子ども平和隊】を派遣する予定であり、今後とも各構成組織組合員のご理解とご協力をお願いしたいと思います。

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