連合秋田2022春季生活闘争方針決定!

1月27日(木)、フォーラムアキタにおいて、2022春季生活闘争キックオフ集会を開催しました。当日は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、規模縮小や時間短縮、オンラインの活用など感染防止対策を徹底したうえで、 各構成組織ならびに地協・地連の各代表者約50名(WEB出席含み)で開催しました。

司会:連合秋田労働局長・井上副会長(UAゼンセン)

集会は司会の連合秋田労働局長・井上副会長(UAゼンセン)の進行により開会しました。

主催者挨拶:連合秋田・才村会長

主催者を代表して連合秋田・才村会長から、新型コロナウイルスが驚異的なスピードで感染拡大し収束が見通せない厳しい状況の中で、保健所や医療現場、日常生活を支えている職場で奮闘している仲間への敬意を述べるとともに、昨年に続き大雪となったことを踏まえ、仕事においても「安全第一」をお願いした後、最近ホットな話題となっている「安い日本」について、「『モノ・サービス・おいしいものが安い』お得な日本だと世界から見られている。そんな『安い日本』を実現したのは、『安い労働力』『安い賃金』である。」と触れ、「2022連合白書では、日本の賃金は20年以上停滞し、消費の低迷に伴い、商品やサービス価格を上げられず、コストを下げて利益を上げるために賃金抑制が高まる、という悪循環に陥っていると指摘している。その中で進行した不安定雇用や『貧困』『格差』の拡大に加え、コロナ禍で有期・短期間・契約等で働く人や女性労働者に、より深刻な影響を与えた。」と、これまでの日本の状況を述べました。続けて、2022春季生活闘争について、「連合秋田は、今春闘は経済の後追いではなく、経済・社会の活力の原動力となる『人への投資』を積極的に求め、中期的な視点をもって取り組む『未来づくり春闘』として闘いを進める。『人口減少・少子化・若者の県外流出』という秋田の課題に少しでも歯止めをかけるため、『賃金改善』は必要不可欠。社会全体に賃上げを波及させるためにも、躊躇なく『賃上げ』を目指す」と力強く挨拶しました。

連合秋田2022春季生活闘争方針提案:連合秋田・藤井事務局長

続いて、連合秋田・藤井事務局長より、「2022春季生活闘争方針(案)」について、現在の経済状況から世界主要国と比較し日本における賃金の低さ、賃上げの重要性を触れた後に、「連合秋田は、5年、10年先を見据えて労使交渉をしっかり行う、それが未来につながる春闘につながっていく。単組・構成組織・連合秋田は一致団結し、『未来をつくる。みんなでつくる。』をスローガンに掲げ、すべての働く者・県民の生活改善に向けて全力で取り組んでいく。」と、提案を行いました。中小を含めた具体的な賃金引き上げ目安に加え、パート・契約・派遣等で働く仲間の労働条件改善目安を示し、具体的な取り組みとして、確実な情報共有と闘争体制の確立するための 「春季生活闘争共闘会議」の立ち上げ 、すべての働く者の雇用の確保と賃金の「底上げ」「底支え」「格差是正」の実現に向けた県・労働局・経済団体への「春闘要請」の実施、「笑顔と元気のプラットフォーム」の取り組みを通じた「地域活性化フォーラム」開催の模索、「連合秋田組織拡大プラン2030」「毎月05日は連合の日」と連動した組織拡大の推進等を提案し、満場一致で確認されました。

次に、労福事業団体からの連帯のメッセージとして、東北労働金庫秋田県本部ならびにこくみん共済coop秋田推進本部より各団体の取り組み紹介と併せ、2022春季生活闘争をともに闘うための連帯のメッセージをいただきました。

連帯メッセージ:東北労働金庫秋田県本部・黒﨑本部長
連帯メッセージ:こくみん共済coop秋田推進本部・羽澤本部長

最後に、連合秋田・曽我会長代行による団結ガンバローで集会を締めくくりました。

団結ガンバロー:連合秋田・曽我会長代行
キックオフ集会参加者 による、団結ガンバロー
キックオフ集会WEB参加者 による、団結ガンバロー

参考までに、連合本部で作成したリーフレットを掲載しましたので、ご覧ください。

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