2021春季生活闘争ファイティングフォーラム

3月8日(月)、秋田市文化会館において、約120名の組合員が参集し、連合秋田と中央地域協議会共催による2021春季生活闘争ファイティングフォーラムを開催しました。

東日本大震災から10年の取り組み・フォトメッセージの撮影

女性委員会・山口副委員長(情報労連)の司会で開会し、東日本大震災の発生から10年を迎えるにあたり、参加者全員での黙とうと、東日本大震災を風化させないための取り組みとして、復興に向けた被災地への想いや過去の大震災を教訓とする大切さなどのメッセージを掲げ、フォトメッセージの撮影を行いました。

主催者挨拶:連合秋田・才村会長

主催者を代表して連合秋田・才村会長は、3.8国際女性デーの取り組みと東日本大震災から10年を迎えるにあたっての認識を述べた後、2021春季生活闘争について、「今次春季生活闘争における連合方針の三本柱は、①誰もが安心・安全に働くことができる環境整備と「分配構造の転換」につながる賃上げ、②「感染症対策と経済の自立的成長」の両立、③「社会の持続性」の実現であり、特に「分配構造の転換」に向けては、雇用形態、企業規模、男女間、地域間の「賃金格差」の改善が重要であり、コロナ禍の中で日々奮闘しているエッセンシャルワーカーの処遇を「働きの価値」に見合ったものに引き上げなければならない。そんな中、「こんな時に春闘か」という声もあるが、「こんな時だからこそ春闘なんだ!」という春季生活闘争が持つ意義を社会に広くアピールする必要がある。このままでは日本も秋田も沈んでしまう。コロナに打ち勝ち、景気を回復していくためにも「雇用の安定」を大前提に、「賃上げ」による消費拡大を進めるべく、引き続き「賃上げの流れ」を断固として貫いていこう。コロナ禍のもとでの「春季生活闘争」、そして「二兎を追う」厳しい闘いとなるが、運動を確実に前に進め、成果を次につなげていくために、最後までともに頑張ろう。」と力強く挨拶しました。

「3.8国際女性デー」アピール提案:女性委員会・今野委員長

次に、「3.8国際女性デー」の取り組みの一環として、女性委員会・今野委員長(秋教組)より、「すべての人たちが性別にかかわらず、人権が保障され、平等に安心して働くことができる社会をめざす」とする集会アピールが提案され、満場一致で採択されました。

アピール提案:中央地協・小熊副事務局長

アピール提案・採択では、中央地域協議会・小熊副事務局長より、「2021春季生活闘争は、これまで経験したことのない環境下での取り組みとなるが、だからこそ労働組合の真価を発揮する時である。今こそ、「誰もが希望を持てる社会を実現!安心・安全に働ける環境整備と『底上げ』『底支え』『格差是正』で」をスローガンに、すべての職場、地域が、それぞれの最大限を尽くし、『みんなの春闘』に果敢に挑戦しよう!」とするアピールが提案・採択され、最後に中央地域協議会・水木議長の「団結ガンバロー!」で勝利に向けて取り組むことを確認しました。

団結ガンバロー

なお、当日は2021春季生活闘争秋田県第1次統一行動日として、県内6地域でも集会を開催しました。

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