連合秋田2018組織拡大研修会

7月10日(火)イヤタカにおいて、構成組織、地協・地連役員の組織拡大担当者を中心に約40名が出席し、連合秋田組織拡大研修会を開催しました。

写真:黒﨑会長

主催者を代表し、連合秋田・黒﨑会長は、冒頭、西日本豪雨災害で被害に遭われた皆様に心からお見舞いを述べた後、連合秋田ユニオンの結成について触れ、「一つでも多くの労働組合の設立をめざして、一人でも多く困っている仲間を助けるべく、今後の連合秋田ユニオンの取り組みを積極的に進めて参りたい。本日、ご参加の皆様の友人・知人の方で、労働組合が無い企業に勤められ、何らかの不満や不安を持っている、ハラスメント等で困っているなどの情報があれば、連合秋田ユニオンにご連絡をいただき、課題解決の一助となるよう努めていきたい。」と挨拶しました。また、「働き方改革関連法案」について、「この法律の実効性を高めるために、労使が法律をしっかり理解したうえで集団的労使関係のもとで運用し、さらに法を上回る「労使協約」の締結をめざすことが必要不可欠である。その営みを労働組合のない職場にも展開することが組織拡大にもつながり、安心して働き続けられる職場づくりにつながる。本日の研修会では組織拡大の重要性を再確認していただき、連合秋田一丸となって組織拡大の取り組みを進めていこう。」と挨拶しました。

写真:組織局長・才村副会長(情報労連)

続いて、連合秋田組織局長・才村副会長(情報労連)は、西日本豪雨災害への被災された方々へお見舞いを述べた後、西日本豪雨災害の救援について、「甚大な災害が発生した際の救援についても我々のような組織された労働組合の役割の一つである。連合本部および各構成組織と連携しながら取り組んでいかなければならない。」と述べた後、組織拡大の取り組みについて、「連合秋田ユニオンが設置されたこと受けて、組織局として労働相談からの組織化の取り組みを強化していく。具体的な対応としては、組織局会議や組織拡大推進PT会議などを通じての情報共有や組織拡大の取り組みに向けた検討をしっかり行う必要がある。」と挨拶しました。

写真:公益財団法人富士社会教育センター・学習推進本部事務局長の園田英幸氏

研修会では、初めに公益財団法人富士社会教育センター・学習推進本部事務局長の園田 英幸氏より「財務諸表解説と組織拡大」と題し、労働組合の必要性と組織拡大の基本ポイント、貸借対照表や損益計算書などの読み方から経営分析につなげるポイント、春季生活闘争時における労使協議・交渉のポイントまで幅広く講演をいただきました。

写真:秋葉副会長(UAゼンセン秋田県支部長)

続いて、UAゼンセン秋田県支部長の連合秋田・秋葉副会長より「組織拡大について」と題し、労働組合に関する様々なデータを用いた労働組合の現状、組織拡大の必要性や手順・ポイント、これまでの経験談を交えた組織拡大の意義や重要性について講演をいただきました。

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