
2月27日(木)にぎわい交流館(秋田市)において、組合員約250名が参加し、連合秋田と中央地域協議会共催による2025春季生活闘争ファイティングフォーラムを開催しました。

連合秋田・水木副会長(自治労)の司会で進行、主催者を代表して小川会長は冒頭、2024春季生活闘争の結果について述べた後に、「33年前の賃上げは実質賃金プラス、昨年はマイナスであった。物価を上回る賃上げを実現し実質賃金の低下に歯止めをかける、これが25春闘の第一の課題であり、さらに大きな課題は、賃上げの流れを定着させ、そのすそ野を中小企業、地方、そして労働組合のない職場にまで広げることにほかならない。」と述べました。続いて、具体的な要求水準を示したうえで、「賃上げがあたりまえの社会を実現するには、適切な価格転嫁・適正取引をますます社会へ浸透させる必要がある。経営者だけではなく、消費者としての私たちも良い商品やサービスには相応の値が付くことを認め合わなければならない。そして、雇用形態間や男女間の格差是正、誰もが自分らしく能力を発揮できる職場環境へ改善していくこと、さらには、労働組合への期待が高まっている今こそ、働く仲間づくりを進めていこう。」と述べました。結びに、「『春季生活闘争』『政治闘争』ともに連合秋田にとって正念場になる負けられない闘いだ。皆様の力を最大限、連合秋田に結集していただき、勝利に向けともに頑張ろう。」と力強く挨拶しました。
続いて、曽我事務局長より中央の春季生活闘争の状況を含め、2025春季生活闘争の情勢報告を行いました。その後、構成組織を代表して、自動車総連秋田地方協議会・舘岡議長、私鉄総連・秋田中央交通労組・石井副委員長より、2025春季生活闘争に臨んでの状況報告と力強い決意表明をいただきました。



続いて、アピール提案・採択では、連合秋田中央地域協議会・佐々木副事務局長より、春季生活闘争と政治闘争の勝利への決意を込めた「集会アピール」を満場の拍手で採択しました。最後に中央地域協議会・田口議長の「団結ガンバロー!」で集会を閉会しました。


なお当日は、「2.27連合全国一斉アクション中央集会」と連動した取り組みとし、2025春季生活闘争秋田県第1次統一行動日として、県内6地域でも集会を開催しました。