連合2021平和行動in長崎

連合は、「安心して暮らし、働き、労働運動に携わることのできる社会」の実現に向け、1989年の結成以来、平和運動に積極的に取り組み、毎年6月~9月に行う「平和4行動」をはじめ、労働組合やさまざまな団体・機関と連携・協力し合い、平和運動に取り組んでいます。昨年に引き続き本年もコロナ禍での開催の判断を求められましたが、連合平和4行動において、全国の仲間の思いを現地に結集させる意味は大きく、コロナ禍にあっても可能な限り現地参加を追求する必要があるとの方針のもと、「沖縄・広島・長崎・根室」での現地開催を模索しましたが、新型コロナウイルス感染症の動向等社会情勢を踏まえ、本年は「平和行動in長崎」のみの開催となりました。

希望の旗~未来へつなぐメッセージ~

8月8日(日)~9日(月)にかけ、「語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で 核兵器廃絶と恒久平和を実現しよう」をテーマとした「2021平和行動in長崎」を開催し、連合秋田からは佐藤(和)副事務局長が参加しました。

平和ナガサキ集会の様子

8日(日)は、「連合2021平和ナガサキ集会」に参加しました。第1部として集会は、連合長崎・宮﨑会長の開会挨拶からスタートし、主催者を代表して連合・神津会長のビデオメッセージ、来賓として長崎市長から挨拶が述べられた後、ITUC(国際労働組合総連合)からのビデオメッセージが述べられました。続いて、「若者からのメッセージ」として、ナガサキ・ユース代表団、高校生平和大使の活動報告やメッセージを受けた後、連合長崎から連合北海道への「ピースフラッグリレー」、連合長崎女性委員会からの「平和アピール」を確認し、集会を閉会しました。

平和ナガサキ集会の様子

また、第2部として、基調講演「核兵器禁止条約発効後の核兵器をめぐる国際情勢」と題し、長崎大学・核兵器廃絶研究センターの鈴木副センター長より、現在の核兵器をめぐる国際情勢について講演をいただいた後、「被爆者からの訴え」として、公益財団法人・長崎平和推進協会の丸田氏から、被爆者として自身が体験した辛く苦しい体験談や現在行っている次世代への継承活動、参加者へのメッセージが語られ、集会を閉会しました。

公益財団法人・長崎平和推進協会 丸田氏

9日(月)は、長崎市主催の「被爆76周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が開催され、原爆が投下された11時2分に合わせ黙とうを行いました。

連合秋田としても、新型コロナウイルス感染症の状況等を注視しながら、引き続き平和運動に取り組んでいくとともに、来年以降の平和行動に対しても積極的に参加者を派遣していきます。

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