10月22日(木)、(財)秋田県労働会館(フォーラムアキタ)において約90名が出席し、連合秋田第50回地方委員会を開催した。「安心社会へ果敢にアクション!~広げよう「理解・共感・参加」の輪~」をスローガンに、中間年度における前半年度の総括と運動方針の補強を確認した。
司会の髙橋副会長(JAM秋田)のあいさつで開会し、大会議長団に佐々木代議員(JP労組)、鈴木代議員(運輸労連)を選出し、大会を進行していただいた。

執行部を代表し曽我会長の挨拶では、冒頭、由利本荘市で発生した大雨災害で被災された方々へお見舞いを述べるとともに、連合秋田の運動に対するご理解とご協力に感謝を述べ、3点について挨拶を行った。一つ目は組織拡大・強化の面で「700万連合とは言いながらも、労働組合に組織化される割合は16パーセントと、まだまだ開拓の余地は十分に残っていると捉えている。組合のない職場で働く仲間にも、労働組合の必要性を伝えていく。そのためにも、構成組織、地域協議会がそれぞれの立場で力を発揮しながら、連合秋田として一つになって運動を進めていくことが何より重要だと考える。」と述べた。2点目は政策制度要求とその実現について、「「働くことを軸とする安心社会」を地域の中で実現していくためにも、連合秋田が掲げる政策・制度要求を、単なる要望に終わらせるのではなく、働く者、生活者の声として県政・市町村行政にしっかりと届け、実現につなげていかなければならない。そのためにも、現場の声を受け止め、県政の場で具体的な政策として形にしていただける議員の存在が大変重要である。」とのべ話題を3点目の政治闘争に移した。「一強に安住する政治から、多様な声が政策を動かす政治へ。その変化を、働く者・生活者の立場から後押ししていくことが、連合秋田の重要な役割であると考える。その意味でも、来春の統一地方選挙において、我々連合秋田が推薦する候補者全員の当選を勝ち取ることを至上命題に運動を進めていこう。」と述べ、最後に、今後の取り組みに対する引き続きのご理解とご協力をお願いし、締めくくった。

来賓として、立憲民主党秋田県総支部連合会 小原代表代行、国民民主党秋田県総支部連合会 三浦幹事長、東北労働金庫秋田支店 小川本部長、こくみん共済coop秋田推進本部 澤田本部長より、それぞれご挨拶をいただいた他、祝電・メッセージを紹介した。
以降、活動報告や各種報告・財政報告に続き、議事では「2027年度運動方針補強」「第21回統一地方選挙の基本方針」「2026年度決算剰余金の処分」「2027年度予算」「役員の交代」「退任役員表彰」について執行部から提案を行った。「2027年度運動方針補強」の審議では、3名の地方委員から、政治活動の推進や政策・制度要求の実現、組織拡大に向けた取り組みなどについて、意見や質問が寄せられた。
はじめに、自治労・山岡地方委員より政治活動に関して、「自治労として、組織内・組織外候補予定者の必勝に向けて取り組んでいく。各構成組織にも結集いただけるよう、自治労の推薦決定について情報共有をお願いしたい。また、政治・政策課題の共有を目的として発展的に解散した議員懇談会に代わる組織の早期立ち上げをお願いしたい」との意見・要望が出された。次に、自治労・石田地方委員より政策・制度要求に関して、「要求と提言の取り組みにより、秋田県職員のボランティア休暇の拡充を実現した。また、クマ被害に対応するための特別休暇の創設についても、推薦議員と連携し、秋田県に提言している。公務員に限らず、秋田県全体、さらには社会全体の労働条件の改善につなげるため、引き続き連合運動に参画し、組織拡大にも取り組んでいきたい」との決意が述べられた。さらに、JAM・今野地方委員より組織拡大に関して、「ブロックオルガナイザーの具体的な取り組みについて共有してほしい。また、組織拡大のきっかけは労働相談から生まれることも多い。連合秋田独自に働く人の困りごとを把握する仕組みを構築し、組織拡大につなげていくことができればよいのではないか」との質問・提案があった。
これらの意見や質問に対し、執行部からは、それぞれの取り組みについて考え方や今後の方向性を説明するとともに、構成組織や地域の声を反映しながら、連合秋田としての運動をさらに深化させていく考えが示された。こうした活発な質疑・意見交換を経て、提案されたすべての議案が承認された。



最後に、「集団的労使関係の輪を広げるため、『連合組織拡大プラン2030』の実現に向けた取り組みを一層強化するとともに、第21回統一地方選挙では、連合秋田推薦候補予定者全員の必勝に向け、構成組織・地協・単組が一丸となって闘い抜く。そして、すべての働く仲間・生活者の先頭に立ち、誰一人取り残されることのない持続的で包摂的な社会の実現に向け、一つひとつの課題解決を着実に前進させていく」との決意を込めた大会宣言を採択し、曽我会長のガンバロー三唱で大会を締めくくった。
