2024春季生活闘争ファイティングフォーラム

 3月8日(金)にぎわい交流館(秋田市)において、組合員約280名が参加し、連合秋田と中央地域協議会共催による2024春季生活闘争ファイティングフォーラムを開催しました。

主催者挨拶:連合秋田・才村会長

 秋教組・佐々木執行副委員長の司会で進行、主催者を代表して才村会長は冒頭、能登半島地震に対する全県各地で実施したカンパ活動や、ロシアのウクライナ侵攻と中東情勢に対する平和を訴える取り組みへの協力に感謝するとともに、政治情勢について述べた後に、「マスコミなどの調査によると昨年を上回る賃上げはできないとの回答や記事がある。我々はその予想をひっくり返し実質賃金の向上をはかり労働組合の存在感を発揮する必要がある。」「今春闘の主役は中小の賃上げが進むかどうかであり、そのカギとなるのは価格転嫁だが、立場の弱い中小からは発注者側への対応を求める声が多く道半ばである。価格転嫁の推進に向けては、モノやサービスの価値を認め合う社会的な機運醸成が必要不可欠。世論換気に向け、発信力を高めアクションを起こしていきたい。」「人口減少・若者の県外流出・労働力不足などの課題を克服し、地域経済を回すため、賃金を上げる上げないではなく、どうやって上げていくのか、を交渉する闘いとして、本日のフォーラムで気持ちを合わせたい。」と力強く挨拶しました。

 続いて、曽我事務局長より中央の春季生活闘争の状況を含め、2024春季生活闘争の情勢報告を行いまし。その後、構成組織を代表して、基幹労連・三菱マテリアル電子化成労組・三浦執行委員長、運輸労連・全日通労組秋田地域協議会・石井議長より、2024春季生活闘争に臨んでの状況報告と力強い決意表明をいただきました。

情勢報告:連合秋田・曽我事務局長
基幹労連・三菱マテリアル電子化成労組・三浦執行委員長
運輸労連・全日通労組秋田地域協議会・石井議長

 各構成組織からの連帯のあいさつをいただいたのち、アピール提案・採択では、連合秋田中央地域協議会・佐々木副事務局長より、ステージを変える春闘とする決意を込めた「集会アピール」を満場の拍手で採択しました。最後に中央地域協議会・佐々木議長代行の「団結ガンバロー!」で集会を閉会しました。

アピール提案:中央地協・佐々木副事務局長
団結ガンバロー

なお、当日は2024春季生活闘争秋田県第1次統一行動日として、県内6地域でも集会を開催しました。

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